5/4 ドリームコンサート イベントレポート

ドリームコンサート2015 アカデミーホール 明治大学

5月4日の会場は明治大学アカデミーホール。この日は金管楽器にスポットをあてた「ブラス祭」になります。
1000名以上を収容するホールは、朝からブラスの輝かしい響きで一杯。

リハーサルをちょっと覗いてみよう!

まずはJAZZユニット「ザ・ジョイフルブラス」(TJB→http://thejoyfulbrass.com)のリハーサルから。

今年から「ザ・グルーヴィ・ブラス」(TGB→http://thegroovybrass.com)とTJBのふたつに分かれた、ということで話題を呼んでいる彼らですが、別にけんか別れしたわけじゃない(笑)。リーダー苅込博之さん(右端)の描く苅込流JAZZ遊園地に、フレッシュなTJBと円熟のTGB、ふたつの魅力をもったアトラクションが完成した、わけです。

トランペット奏者の二井田ひとみさんと、トロンボーン奏者の高井天音(あまね)さん、ふたりの若手が、菊池成浩さんと橋本佳明さんと交代(菊池さんと橋本さんは、TGBのほうで活躍)。

というわけでまずは二井田さんのリハーサルでの勇姿を。
いや、なんとも可愛らしいのに、その音が実にイナセなリリカルさにあふれていて、かっこいい!

新鋭トロンボーン奏者、高井天音さんは国立音楽大学で山下洋輔賞を受賞した実力派。TGBもTJBも全員が芸達者揃いではありますが、若手ならではのフレッシュなパワーで度肝を抜くアドリブを聞かせてくれます。


ヴェテラン牧原正洋さんもフリューゲルホーンで絶妙な《アイ・リメンバー・クリフォード》を聴かせてくれます。CD付楽譜シリーズも好評発売中→http://www.fostermusic.jp/products/list629.html

リズム隊は不変。チューバ奏者の家中勉さん。制限時間いっぱいを使って、リーダー苅込さんの厳しいリズムのチェックが行われていました。


そして「ドリームブラスアンサンブル」のリハーサルがスタート。

シエナウインドなどで大活躍するトランペット奏者、上田じんさんがリーダー。愛器はヤマハYTR-9335CHS(通称「シカゴ」モデル)。 マウスピースはヤマハ15C4改。

チューバの柳生和大さん(B&S「ペラントゥッチ」309、マウスピースはワーナーシュミット ソリッド325)はトラッドJAZZの名曲、ファッツ・ワーラーの《浮気はやめた Ain’t Misbehavin》をリハーサル中。


さあ、いよいよ開場!

さあ、いよいよ開場しました!本日の一番乗りは越谷東中学楽器族の皆さん。今日は金管DAYなんだけど、おふたりはどちらも金管にあらず。勉強熱心で、素晴らしい!大田区蒲田からやってきた区立東蒲(とうほ)中学楽器族の皆さんと顧問の中(なか)先生。中先生はチューバ吹きとしても活躍しています。

Dream Brass Ensamble

Dream Brass Ensamble

いよいよ始まりました。ドリームブラスアンサンブルは「ブラスアンサンブルZERO→https://www.facebook.com/brass.zero」を母体に、上田じん、青木昴、藤井良太各氏のトランペット、豊田実加さんのフレンチホルン、そして岩黒綾乃さんのユーフォニアムが加わって結成された、この日だけのスペシャル金管12重奏団。

全員合奏だけではなく、それぞれの楽器のソロも用意されています。

まずは全員12名で《ニューヨークのロンドンッ子》(J・パーカー)を演奏。

息の音だけで、ニューヨーク・セントラル駅の朝の模様を表現するところから始まる軽快な楽曲です。


左から上田じん、川田修一(ピッコロはシルキーP5にバック7EW、B♭管はバック180MLに同1-1/2の スロート25、バックボア24)、濱口勝治(バック180ML、同1-1/2C、C管はバック・アルティザン)、野田亮(バック180ML、ヤマハ・フリッツダムロウ)、大西敏幸(バック180ML赤ベル、JK1-1/2Cスロート3.8、フリューゲルはカンスタルにヤマハ14F4という組み合せ)

ホルンソロ「ヴィーナス」や神奈川フィルで活躍する豊田実加さん(アレキサンダー103にティルツT4)のソロで《ふるさと》(岡野貞一)を演奏。


東京佼成ウインドの岩黒綾乃さん(ウィルソンTA2900GPにバック5G)は《あかとんぼ変奏曲》を朗々と演奏。

日本フィルの柳生和大さん(B&S ペラントゥッチ 309にワーナーシュミット ソリッド325)の《浮気はやめた》では、客席から自然に手拍子が!


トロンボーンアンサンブルは藤原さんのオリジナル楽曲《だから優しく、と空が言う》を演奏。

藤原さんの解説。これはもともとブラスアンサンブルZEROのために2012年に作曲されたもので、中島美月さんの五行詩にインスパイアされて生まれたとのこと。

それが松村克弥監督の心をとらえ、今年の秋に公開される映画「サクラ花~最後の特攻」のテーマ音楽になることが決定(藤原さんはこの映画の音楽の担当にも抜擢されました)。

この時期になんでこのテーマ?と思ったが、いろいろ調べてみると、確かにこの時期だからこそ必要な映画だと分かりました→http://moritasouken.com/sC4177.html

圧巻は、ウェルナー・ピルヒナー(Werner Pirchner)の《Firewater Music》(PWV22)。

プロブラスが1989年に録音したアルバム「Fire Water」に収録されたこの作品は、ドイツで研鑽を積んだ大西敏幸さんからの紹介でこの日のお披露目。

大西さんは「ブラスアンサンブルZERO」でも活躍するトランペット奏者。彼らのツアーは9月22日(京都)23日(長野)26日(東京)に開催されます。


「歌って踊る」という指定が…というわけで、楽譜の指定通り歌い、踊るメンバー。深刻な表現とユーモラスな表現が渾然と響きあう名曲《Firewater…》は、チェルノブイリの原発事故に啓発されて生まれた作品だ。それを上回る事故に発展しつつある福島第一原子力発電所をかかえる平成日本の若手がこの楽曲を演奏する事には、深い意味がある。この日のメンバーのうち上田さん、豊田さん、岩黒さん、青木さん以外は全員が「ZERO」に所属。フレッシュなサウンドで満場の聴衆を圧倒しました。

プロフィール

上田じん

トランペット:上田 じん(Jin UEDA)

京都市立堀川高校音楽科、東京芸術大学を卒業。在学中より金管五重奏団BuzzFiveを主宰、オーディションにより、芸大室内楽定期に出演。2000年、第69回日本音楽コンクールトランペット部門第一位、併せて松下賞受賞。2001年、BuzzFiveとして「ジャパン・ブラス・コンペティション 2002年シエナウインドオーケストラに入団。2004年青山音楽賞受賞。2007年東京シティフィルに入団、2012年度より同団の一番奏者を務める。
2009年新進芸術家海外研修制度(文化庁)にてヴァイマール・フランツリスト音楽院に留学。2012年6月東京オペラシティリサイタルシリーズB→C出演。
トランペットを早坂宏明、蔵野雅彦、北村源三、UweKomischkeの各氏に師事。室内楽を栗田雅勝、神谷敏、WalterHilgersの各氏に師事。
東京シティフィル客員一番奏者、シエナウインドオーケストラ契約団員、BuzzFive主宰、東京トランペットカルテットメンバー。洗足学園音楽大学、大学院非常勤講師。
[使用楽器:YTR-8335RGS/YTR-9445CHS]


大西 敏幸

トランペット:大西 敏幸(Toshiyuki ONISHI)

2008年東京藝術大学卒業。2009年ドイツ国立カールスルーエ音楽大学大学院入学、2012年同大学院修了。2011年-2012年シーズンにマインツ州立歌劇場管弦楽団に研修生として在籍。留学中バーデン州立歌劇場、マンハイム国立歌劇場、ハイデルベルク歌劇場等のオーケストラにエキストラ出演。2011年東京にてリサイタル開催。2012年留学を終え帰国。
トランペットを、東京芸術大学にて杉木峯夫、井川明彦の両氏に、カールスルーエ音楽大学にて、ラインホルト・フリードリッヒ、ラウラ・ヴコブラトヴィッチ、クラウス・ブレーカー、エドワード・H・タールの各氏に、プライベートで吉澤賢太郎、ヒロ・野口の両氏に師事。
現在、兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバー。Brass Ensemble ZEROメンバー。


川田修一

トランペット:川田 修一(Syuuichi KAWATA)

1984年福島県須賀川市生まれ。
国立音楽大学において矢田部賞を受賞し首席で卒業。
ならびに弦管打楽器ソリストコースを首席で終了。
同大学卒業演奏会、ヤマハ新人演奏会に出演。
第78回、81回日本音楽コンクールトランペット部門入選。
第25回日本管打楽器コンクールトランペット部門第3位入賞。
第49回マルクノイキルヒェン国際コンクールトランペット部門セミファイナリスト、ディプロマ授与。
2011年、国立音楽大学教授陣によるくにたちフィルハーモニカーとハイドンの協奏曲で共演。
2012年、ヤマハ銀座店主催『コンサートシリーズ巧#4』にてリサイタルを行う。
2014年、武蔵野文化会館にてデュオリサイタルを行う。
トランペットを北村源三、熊谷仁士、山本英助、ヒロ野口の各氏に師事。
Brass Ensemble ZERO、金管合奏団「宴」、Made in FUKUSHIMA、Tromba Aranciaに所属。
現在、東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師(芸大フィルハーモニアトランペット奏者)、国立音楽大学および国立音楽大学附属音楽高等学校非常勤講師。

濱口 勝治

トランペット:濱口 勝治(Katsuji HAMAGUCHI)

長崎県生まれ。12歳よりトランペットを始める。東京芸術大学別科修了。
第29回長崎県新人発表演奏会に出演。
現在東京シテイ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイトメンバー。Travel Brass Quintet、Brass Ensemble ZEROメンバー。
トランペットを本村孝二、井川明彦、杉木峯夫の各氏に、室内楽を稲川榮一氏に師事。


野田亮

トランペット:野田 亮(Ryo NODA)

2001年神奈川県高校文化連盟ソロコンテストにて、教育長賞(第一位)および最優秀賞受賞。 第22回日本管打楽器コンクール入賞。
小澤征爾音楽プロジェクトⅦに参加。 2008年東京芸術大学卒業。2011年チューリッヒ歌劇場ボランタリアート研修生。2012年チューリッヒ芸術大学修士課程修了。
現在都内プロオーケストラに数多く客演、バレエ音楽、金管5重奏、10重奏など活動は幅広い。
これまでに神代修、津堅直弘、杉木峯夫、井川明彦、ヒロ野口、フリッツ・ダムロウの各氏に師事。Brass Ensemble ZEROメンバー。


豊田実加

ホルン:豊田 実加(Mika Toyoda)

1989年生まれ。千葉県出身。
習志野市立習志野高校、東京藝術大学卒業。同大学モーニングコンサート、第82回読売新人演奏会、JTアフタヌーンコンサートに出演。第1回日本ホルンコンクール第3位。サイトウ・キネン『若い人のための室内楽勉強会』参加。第80回日本音楽コンクール入選。
ホルンを丸山勉、守山光三、西條貴人、日高剛の各氏に、室内楽を稲川榮一、守山光三、河村幹子の各氏に師事。
2012年7月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員を経て、2013年11月より同楽団首席ホルン奏者。Cor Ensemble VENUSメンバー。
[使用楽器:103MBL]


藤原 功次郎

トロンボーン:藤原 功次郎(Kojiro FUJIHARA)

幼少の頃よりピアノ・作曲を始め、中学3年生よりトロンボーンをはじめる。
兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、東京芸術大学音楽学部を首席で卒業。
2002年:第7回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞及び兵庫県知事賞受賞。
第9回日本トロンボーンコンペティション第2位。第12回日本クラシック音楽コンクール第1位。
2003年:兵庫県教育委員会教育長より、『ゆずりは賞』受賞。
2006年:第10回松方ホール音楽賞大賞受賞。
2007年:東京芸術大学音楽学部より、アカンサス音楽賞受賞。
2008年:京都ノートルダム女学院常勤教員を勤める。
第6回東京音楽コンクール金管部門第1位及び聴衆賞受賞。
これまでに藝大フィルハーモニア、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響
楽団とソリストとして共演。
トロンボーンを山下浩生、中川英二郎、伊藤清、古賀慎治の各氏に師事。
現在、日本フィルハーモニー交響楽団首席トロンボーン奏者として活動中。
最近では、日本フィル名曲コンサートで、ジャングル大帝等の音楽を手掛ける、冨田勲氏による山田洋次監督の映画作品集の「おとうと」のメインテーマ曲を監 督の前で演奏し大好評であった。今後の活躍がもっとも期待される演奏家の一人である。
[使用楽器:YSL-882OR]

 


越智 大輔

トロンボーン:越智 大輔(Daisuke OCHI)

2010年東京芸術大学を卒業。在学中、安宅賞、同声会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞を受賞。
第12回日本トロンボーンコンペティション第1位。第26回日本管打楽器コンクール第5位。第3回トロンボーンカルテットコンクールinジパング第1位。
これまでにトロンボーンを、栗田雅勝、古賀慎治、秋山鴻市、吉川武典、石川浩の各氏に師事。
東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師(芸大フィルハーモニアトロンボーン奏者)を経て現在群馬交響楽団トロンボーン奏者。
ブラスアンサンブルZERO.トロンボーンカルテットspirits.各メンバー。


青木 昴

トロンボーン:青木 昴(Koh AOKI)

国立音楽大学を2014年3月に卒業。卒業時に矢田部賞を受賞。第84回読売新人演奏会に出演。
トロンボーンをこれまでに小田桐寛之、箱山芳樹、池上亘、下島昌史の各氏に師事。
東京都交響楽団、東京メトロポリタン・トロンボーン・カルテットに所属。


藤井 良太

バストロンボーン:藤井 良太(Ryota FUJII)

富山県出身。富山県立砺波高等学校普通科卒業。2002年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
オーストリア・グラーツ音楽大学を経て、
2005年9月から2006年8月まで1年間、アカデミー生としてNHK交響楽団に在籍。
小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅢ・Ⅳ、サイトウ・キネンオーケストラ、東京のオペラの森に参加。
2010年、第6回済州ブラスコンペティション・バストロンボ-ン部門第3位。
これまでにトロンボーンを秋山鴻市、栗田雅勝、ハンス・シュトレッカー、山本浩一郎の各氏に師事。
現在、東京交響楽団バストロンボーン奏者。


岩黒 綾乃

ユーフォニアム:岩黒 綾乃(Ayano IWAKURO)

富山県出身。国立音楽大学卒業、同時に卒業演奏会に出演。パリ国立高等音楽院を満場一致の最優秀で卒業。
第18回日本管打楽器コンクール第一位受賞。The 4th International Jeju Brass Competition 第二位受賞。
NHK‐FMリサイタルノヴァ、リサイタルfrom‐Dに出演。ソロCDをリリース。
これまでにユーフォニアムを三浦徹、ユーフォニアム、サクソルンバスをFRITSCH Philippe、PETITPREZ Jean-Lucの各氏に師事。
現在、東京佼成ウインドオーケストラ団員。洗足学園音楽大学非常勤講師。武蔵野音楽大学非常勤講師。
[使用楽器:TA2900GP]


柳生 和大

チューバ:柳生 和大(Kazuhiro YAGYU)

県立秋田高等学校を経て
2007年秋田大学教育文化学部卒業
2009年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。
2007年 第24回日本管打楽器コンクールテューバ部門第二位。
2009年 第21回大曲新人音楽祭グランプリ。
2010年 済州国際ブラスコンペティション(韓国)チューバ部門第三位。
2010年 第27回日本管打楽器コンクールテューバ部門第一位及び審査員特別 賞受賞。
これまでにチューバを池田孝幸、杉山淳、稲川榮一の各氏に、室内楽を神谷敏、板倉駿夫氏の各氏に師事。
2009年2月日本フィルハーモニー交響楽団入団
現在日本フィルハーモニー交響楽団テューバ奏者、ズーラシアンブラスメンバー、アンサンブルZEROメンバー、
洗足学園音楽大学、上野学園大学非常勤各講師


ザ・ジョイフル・ブラス

ザ・ジョイフル・ブラス

そして、新生TJBの登場。まずはおなじみの《”A”列車で行こう》で颯爽と登場。

金管五重奏+ドラム…とはいってもホルンがなくて、かわりにトロンボーンが二本。考え方としてはビッグバンドの金管(その最小編成)にベース(チューバ)とドラム、と考えた方がいいのです。だからコンパクトでダイナミック!

二井田ひとみさん、ハリー・ジェイムス《チリビリビン》を艶っぽく、それでいてたくましいリリカルなサウンドで見事に演奏!ただ可愛いだけじゃない、ウマいだけじゃない。「味」のあるソロが吹けるのは、さすがです。

お約束?の《タイガーラグ》では、高井さんコミカルに大奮戦。「Hold the Tiger!」のかけ声で飛び上がる。


リーダー苅込さんの得意技。ベルの代わりにコップを使って演奏しているんです。ソロトーンミュート(なかなか手に入らない!)で美しいソロを披露。


プロフィール

二井田ひとみ

二井田ひとみ HITOMI NIIDA〔トランペット〕

1988年北海道函館市生まれ。武蔵野音楽大学卒業。第18回日本クラシック音楽コンクール全国大会金管楽器部門大学の部第2位(1位なし)。第24回新人演奏会出演者オーディション金管楽器部門優秀賞合格、同新人演奏会出演、東京ニューシティ管弦楽団と共演。在学中より日本フィルハーモニーにエキストラとして出演。また、国立音楽大学NewTide Jazz Orchestraに所属し、第40回、第41回YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTで最優秀賞を受賞。2010年1月~3月東京ディズニーランドのスペシャルイベントでも演奏。現在、レコーディング、ミュージカル、ディキシー、スイング、ビッグバンドなどのコンサートやLIVE、また「木曜8時のコンサート」等々のテレビ番組にも出演中。


牧原 正洋

牧原 正洋 MASAHIRO MAKIHARA 〔トランペット〕

岩手県宮古市生まれ。武蔵野音楽大学卒業。これまでにオルケスタ・デル・ソル、谷口英二クインテット、角田建一ビッグバンド、宮間利之&ニューハード、須永辰緒experience等のメンバーとして活躍。NHK-FMのセッション505等にも出演。また和田アキ子、近藤真彦、EXILE、SMAP等のツアーサポートも行う他、紅白歌合戦等々多数のテレビ番組に出演。著書としてはリットーミュージックより「はじめてのビッグバンド・トランペット編」など二冊の教則本を出版。ジャズのレッスンやアドリブの講座も展開中。


苅込 博之

苅込 博之 HIROYUKI KARIKOMI 〔リーダー/トロンボーン〕

1962年千葉県君津市生まれ。武蔵野音楽大学別科修了。東京ディズニーランド専属を経て、岡本章生&ゲイスターズ、森寿男&ブルーコーツ、豊岡豊&スイングフェイス等のビッグバンドを歴任。アメリカ、フランス、カナダ、韓国、中国、北朝鮮などのイベントやジャズフェスティバルにも出演。また、忌野清志郎・泉谷しげるコンサートにホーンセクションとして参加。その他、SMAP主演のテレビドラマや日本テレビ「笑ってコラえて!」にも出演。現在、中川喜弘&ディキシーディックスのレギュラーや花岡詠二スイングオールスターズでも活躍中。


高井天音

高井天音 AMANE TAKAI〔トロンボーン〕

1989年生東京都羽村市まれ。中学校の吹奏楽部でトロンボーンを始める。国立音楽大学卒業。山下洋輔賞を受賞する。第42回山野ビッグバンドジャズコンテストにて優秀ソリスト賞を受賞。これまで共演したアーティストは渡辺貞夫、小曽根真、イエロージャケッツ、本田雅人、茅原実里、40mP虹色オーケストラ、ToshI(X JPAN)等。また歌謡曲やゲーム音楽等のレコーディングにも参加している。
ザ・ジョイフルブラスには2015年より参加。


家中 勉

家中 勉 TSUTOMU IENAKA 〔チューバ〕

1965年東京都葛飾区生まれ。日本大学藝術学部音楽学科卒業。卒業後、宮崎忠一&ディキシーキャッスルを経てフリーに。ジャズ、クラシック、ポルカ、ポピュラー等、多彩なジャンルで活動する。また、自ら"ブラスベース"と名乗り、チューバの無限の可能性を日夜追求し続けている。これまでに薗田憲一&ディキシーキングス、有馬靖彦&ディキシージャイブ等でも演奏。現在、中川喜弘&ディキシーディックス、アルプス音楽団、ブラスクインテット「THE GUTS!」のメンバーとして活躍する他、吹奏楽の指導も行っている。


荒張 正之

荒張 正之 MASAYUKI ARAHARI 〔ドラム〕

1964年千葉県旭市生まれ。東京コンセルヴァトワール尚美ジャズ科卒業。在学中よりジャズ、ラテン音楽のライブやクラブでの演奏活動を始める。東京ディズニーランドのイベント「ブレイジング・リズム!」に出演する他、和田雄二郎トリオ等のグループでも演奏。また著書としてはソフトバンク株式会社発行「PC Music」にドラムプログラミングに関する連載を担当。株式会社スパイクより単行本「DTM打ち込みドラムマスター」を出版。現在、ラテンエストレージャ等のバンドで活躍する他、自己のトリオでも定期的にライブ活動を行う。


ドリームコンサート2015 番外編!



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